【ここまでやれば勝てる】人生の勝算 要約 前田裕二

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悩み人

人生大変なことばかりだ・・・この先、楽しく幸せな人生が待っているのだろうか。

もちパン

そんなときは!前田裕二さん著書の「人生の勝算」について学ぶことをおすすめするよ。要約してみたから大事な部分を自分なりに理解して、日常に活かしてみてね!

こんな人におすすめの記事です! 

・今よりも人生を楽にしたい人
・人生観を変えたいと思っている人

前田裕二さんを爽やかで好青年な男だと思っていたそこのあなた。

この著書をご覧いただくことで、前田さんがいかに泥臭くクレイジーだったか、また勝つために何をしていたのかを知ることができます。

発売2日で17万部突破した、あのメモの魔力を書いた、前田裕二さんの著書を紹介します!

目次

結論

結論からお話をさせていただくと・・・

①ビジネスは絆
②見極めてから掘れ
③人生のコンパスを持つ

それでは、詳しく解説していきます。

ビジネスは絆

ビジネスは絆

前田さんは物心ついたときから父親はおらず、母を8歳の時に亡くしました。

10歳年の離れたお兄さんと親戚の家を転々と過ごしながら二人で暮らしていた。
この時お兄さんは18歳でしたので、相当な苦労をされました。

両親がないことやお金がないことこういったことで、前田さんは世の中に不信感を持ちました。

先天的な環境ですべてが決まってしまうのは嫌だ!と思った前田さんは、努力して見返すことを決意しました。これが前田さんのモチベーションの根源になっています。

自分の不遇な運命を変えるために、お金を稼ぐことを考えるようになります。
でも、当然のことながら、8歳の子供を雇ってくれるところなどはなく、親戚のお兄ちゃんからギターを貰い、路上でストリートライブを行いました。

ギターを練習して、歌を練習して、オリジナルの曲を作って、葛飾区や足立区で歌を歌いました。

しかし、お客さんは立ち止まってくれませんでした。

そこで前田少年は、「未知より既知」という仮説を立てます。
新しく触れるコンテンツではなく、どこかで聞いたことのある既知のコンテンツの方がみんなは聞きたいのではないか、と考えるようになります。

当時はやっていた曲をひたすら練習して、カバー曲をひたすら歌うことにしました。すると、お客さんは少しずつ増えるようになりました。

しかし、初月の売上は500円ちょっと。
カバー曲にしたからといって沢山稼げるということではありませんでした。

そしてまた仮説を立てます。
葛飾区の人は、人にお金を恵むほど、余裕がないのではないか。

その後、稼いだ500円を持って、港区白金に電車で移動します。

当時はやっていた、「ゆず」や「19」を歌いましたが、お客さんが立ち止まらない壁にぶち当たります。

待ちゆく人を観察すると、雰囲気が違うことに気づきます。

白金には、綺麗な大人の女性が多いことに気づきます。
この女性が必ず知っていて、好きな確率が高い曲、往年の曲を覚えました。
(松田聖子、テレサテン、美空ひばりなど。)

すると、小学生でそんな古い曲を歌ったことで、お客さんが驚き、興味を持ってくれ、段々と人が集まり始め、路上ライブでお金を稼ぐことができました。

ここから日を重ねて、月10万円程、ギターケースにお金が入るようになりました。

8歳にしてこの仮説の立て方が驚異的です。

その後、前田少年は、ビジネスは絆ということを実感した出来事がありました。
前田少年は、ある日、「赤いスイートピー」を歌っていると、ある女性から「白いパラソル」をリクエストされました。
しかし、前田少年は、その歌を知らず、1週間後の水曜日に同じ場所で歌うことを伝え、その女性と約束を交わしました。

約束の時間までに、一生懸命練習をして、当日、女性の前で披露したところ、その女性は、1万円をギターケースに入れました。

前田少年が歌う「白いパラソル」は、特別なものとなり、女性は大金を支払いました


そこには、自分のために一週間必死に練習してくれたことや、どこで曲を覚えてのだろう?楽譜はどうしたのだろう?きっとお金はないだろうに・・・などと色々な想いが巡り、ストーリー性が生まれたのです。

そこに1万円の価値が発生しました。

ただ、リクエストに応えただけだったら、この1万円は生まれなかったでしょう。

歌が上手いということより、ストーリーに価値を持たせることで人との絆が生まれることに前田さんは気づきました。

この絆というものは、コミュニティであり、ビジネスの基礎であり、絶対に欠かすことができません。

人は価値のあるものにお金を払います。
売上や収益は、人がどれだけ価値を感じたかを表す指標になります。

自らのビジネスの周辺にどれだけ濃い絆とコミュニティを形成できるかがビジネスの成功を語る上で決して無視できない要素となる。

コミュニティづくりの成功は、先天的な要因はほとんど関係がありません。

後天的な努力の絶対量が大切で、圧倒的な努力の量を重ねれば、ビジネスでは成功することができる。

これを8歳で学んでいることに私は驚きました。

前田さんが運営されているSHOWROOMにもこのような仕組みが採用されています。

見極めてから掘れ

見極めてから掘れ

前田さんは、世の中の課題は、大体モチベーションで解決できるといっています。

ギター1本で稼いだ時も、外資系銀行で働いた時も、ショールームを立ち上げたときもモチベーションで乗り切っています。

大きな成果を出すために必要なことは、見極めること。

例えば、鉱山を掘って宝石を探すレースがあるとします。
宝石をみつけることがゴールだとすれば、

ほとんどの人がスコップで山の端からコツコツと掘り進め、思考停止になってそのまま掘り続けます。
もしからしたら、ここには宝がないのかもしれないと思い始め、途中で挫折をします。

前田さんの場合は、違います。

この大きな鉱山のどこに宝が埋まっているか、どのようにしたら効率的に解くことができるかを全力で考え、仮説を立てることにエネルギーを注ぎます。

山の麓にいる長老に話をしてみたり、地元の人に会ってみたり、あらゆる手段を使って効率的な採掘手段はないか仮説を立てます。

採掘地点、C・Dに宝が埋まっている可能性が高いことを知ると、A・B・C・D・E・F・G・・・・・Z
CとD以外のエリアを捨てて、CとDを全力で掘ります。

ポイントを探し当てることが見極めとなります。
これがビジネスのPDCAサイクルであり、基本中の基本です。

やる気が起きない人は、見極めの時点で甘くなっている人が多いと言えます。

人生のコンパスを持つ

人生のコンパスを持つ

あなたが幸福になるために何よりも重要になるのがこの人生のコンパスです。

自分の人生の中で何が一番大切か?を問う、自分自身の価値観のことです。

前田さんのお兄さんの話で説明をさせていただきます。

前田さんのお兄さんのコンパスは、家族です。
結婚をしていて子どもが二人います。

そして、午前中には仕事を終わらせて、午後の早い時間に家に戻り、子どもをお風呂に入れたり、一緒にゲームをしたり、公園で遊んだりして暮らしています。

他のどんなことよりも家族に時間を使い、家族を大事にすることがお兄さんのコンパスです。

一方、前田さんの人生は仕事に明け暮れています。

あなたは、どちらの人生が憧れますか?

どちらが上とか下とかではなく、何が自分の人生において最重要であるか?
幸福の価値観は人それぞれだから、上も下も存在しないのです。

最も不幸なことは、自分の価値観というコンパスを持っていない事なんです。

コンパスを持たないことによって、誰かをうらやましがったり、隣の芝生が青く見えてしまうんです。
この内容はとても考えさせられました。

まとめ

①ビジネスは絆
絆をもったコミュニティを作ることがビジネスの基礎
②見極めてから掘れ
集中してポイントを見極めてから、一気に掘り進める。
③人生のコンパスを持つ
自分にとって幸福とはなにかを良く考えて、自分のコンパスを持とう。

クレイジー裕二と呼ばれた、前田裕二さんの伝説

・8歳で両親を亡くし、ギター 1本でお金を稼いでいた。
・PDCAをぶん回し、月10万円稼げるようにした。
・自己分析ノート30冊を書いた。クレイジー前田裕二の伝説
・外資銀行勤めのときは、毎朝4時半から5時半に出社(休みなく毎日働き、結果、トップ営業マン)
・自転車のサドルが盗まれた時に、立漕ぎで走ると5分早く会社に到着したことを知った前田さんは、1年間、サドルなしで通勤していた。
・ニューヨーク勤務の時も誰よりも早く出社し、誰よりも働きクレイジー裕二という異名をもらう。

エネルギッシュな前田さんから学ぶ点が沢山あったかと思います。
自分の幸福とは何か、自分のコンパスを持ち、一緒に全力で取り組んでいきましょう!

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